コロナ禍ということもあり家で過ごす時間が増えていると思います。
そうだ!本を読もう!
なーんてふいにそう思いついて何を読もうか迷ってたんだけど、そういえば昔からタイトルは知っているけど内容をまったく知らない本が実際どんなストーリーなのか気になってちょっと買って読んでみたのね。
「アルジャーノンに花束を」って小説
これは氷室さんのアルバムに「FLOWERS for ALGERNON」っていうアルバムがあるんだけどそのアルバムのなかに「DEAR ALGERNON」って曲があって高校生ぐらいの頃よく聴いてたのでそんなタイトルの本が出てるのは知ってたんだけど内容はまったく知らなくて、歌詞の雰囲気とかからなんとなくストーリーを想像してたのね。
想像していたストーリーをざっくり箇条書きにするとこんなイメージで
・手が付けられない程の不良が主人公
・アルジャーノンって娘が同級生
・アルジャーノンは成績優秀で模範生徒
・悪さをする主人公に唯一本気でしかってくれるまじめな娘
・でも怒った後に見せる笑顔がなんともかわいい
・そんなアルジャーノンの父親は飲んだくれで働きもせずギャンブルばかり
・ついに家庭が崩壊して引っ越してしまう
・いつも本気でしかってくれたアルジャーノンに対して何も出来なかった主人公
・もう会う事は出来ない
・大人の事情に対し現実的に何も出来ない自分の無力さと歯がゆさを噛みしめる主人公
・ひび割れたアスファルトの向こう側に苛立ちをぶつけながらもいつか再開出来た時には花束を渡し、「もう一度だけあの笑顔が見れたなら・・・」と物思いにふける主人公・・・
内容としてはチープだけど
まったく本を読む気はなかったので・・・
こんな感じのストーリーを勝手にイメージしてましてね
曲を聴いていたわけなんですけど・・・
まだ何も知らない
高校生の頃・・・
かれこれ20数年ぐらい経ちますかね
思い返せばなんなら当時好きだった娘をちょっとイメージするアルジャーノンと重ねていたりとかしてたりしてなかったりとか・・・
そんな愛しのアルジャーノン・・・
まさかのネズミだったっていうね!
驚愕の事実・・・w
女性じゃないどころかまさかの人間でもなかったっていうね・・・
ずっと想い描いていた俺の「アルジャーノン像」は消えてなくなってしまった訳ですけど
まぁ実際の「アルジャーノンに花束を」のストーリーも色々考えさせられる内容で良かったですよ!
今までは解からなかった事も知能が上がり理解出来ることによって傷ついてしまう主人公の気持ちとかが切なかったですね。
まぁ
ネタばれになるので詳しくは書きませんが
思ってたんと違う事って結構あるんだな・・・
って事に気付けた2021年の春でした。(←あまりにも違い過ぎた)
特に意味は無いけど・・・
そんな今日この頃です。
さーて梅雨入りして気分も滅入りがちだけど
気持ちを切り替えて!
これからも元気出して頑張っていこー!!