今年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」を毎週楽しみに観ています。
最近気になるのが「小早川隆景」という人物
「三本の矢」の逸話でも知られる毛利元就の3男
吉川元治と並び「毛利両川」の一人として毛利の発展に尽くした人物です。
攻めの元治、守りの隆景と言われ人柄は義理堅く、思慮深い性格として知られています。
ドラマを見ていると「毛利を守る事」を常に念頭に置き、どの様な状況下でも沈着冷静、これだけの才知がありながら欲が無さそうなところがとても良いです。
この様な人物になりたいものだなぁと毎週楽しみにドラマを観ていますが、この小早川隆景の名言がまた良いのでいくつかご紹介致します。
「若い時は、自分にとって、
嫌いなこと、難しいことに取り組むべきである。
人生は長いのだから、
山川を越えて自分を強くすること。
好きな事ばかり取り入れずに、
むしろ、苦手なことに立ち向かっていくこと。」
「意見をしてただちに請け合う者に、
その意見を保つ者なし。
合点できぬことは何度も聞き返す者こそ、
真の理解者なり。」
苦手な事にも立ち向かい自分を強くする事、解らない事があった時に相手に気を使い解った振フリをするのではなく納得のいくまで何度も繰り返して聞く事。
自分の周りの凄いなぁと思う人や尊敬する先輩などはやはりこの様な方が多いです。
昔から変わらない大事な事を先人からは教えて頂けます。
自身の行動を改める為に、たまにゆっくりこれらの言葉を眺めている時間が増えました。
未熟な自分にとってこれら先人の教えは本当に有難い教えです。
この他にこんな名言も残されています。
「長く思案し、
遅く決断すること。
思案を重ねた決断であるなら、
後戻りする必要はない。」
自分は即断即決というか割りとすぐに「こう」と決めたら勝手に突っ走る性格なのでこの「遅く決断する」というのがなかなか難しいです。
でも最近思うのは「もっと落ち着いて判断する事も大事」だなと思います。
小早川隆景を見習ってもう少し落ち着いた大人になりたいと思う、そんな今日この頃です。
それではまた。