今月より新人の方(未経験者)が入社しましてマシニングセンターの基礎を教え始めました。
教えるに際して
どの様に教えたら解りやすいだろう・・・?
自分はどの様にマシニングセンターの技術を習得していったかな・・・?
などなど・・・当時を色々振り返りながら自分なりに新人さんに教えています。
他の方がどの様に後輩の指導にあたっているかとかは解りませんが、自分なりに一つ気を付けている点があります。
それは「仮に(やり方など)間違っているなぁと思っても自分なりの考えを持って試行錯誤してもらい一通り考えて答えを出すまでは口を挟まない事」です。
誰だって失敗はしたくないでしょう。
会社としてもロスは減らすに越した事はないのでミスは減らして欲しいと考えるのが一般的だと思います。
でも自分は何事も「失敗」を経験しないで上達する事はあり得ないと考えています。
失敗して悔しい思いをした経験が「後の自分の引き出し」になります。
なので新人さんにも最初に説明をした後は「ギリギリまで口を出さないからとにかくやってみて下さい」とだけ伝えあとは見守っています。
もちろん品物がオシャカになったりどうにも手詰まりの状態になった後の責任は私が持ちます。
なので失敗を恐れず色々試してチャレンジしていって欲しいと思っています。
「モノ」を作りお客様に喜んで頂けると本当に嬉しいです。
新人さんにもこの「やりがい」を感じながらこれからもドンドン成長していってほしいと願っています。