初対面の人などに自分の仕事を説明する時に「マシニングセンターを使って部品加工をしております!」とか言うのですが、「そもそもマシニングセンターって何?」という方にはよく伝わらない事が多いです^^;
どんな部品を作るのですか?・・・と聞かれたりもしますがうちは「多品種少量生産」体制で様々な部品を製作しますので一概に「これ」と説明するのも難しかったりします。
なのでたまにこのブログで加工した品物の画像を(出せる範囲で)出してみようかな?と思った次第です。
(段取り状態)
鉄を縦、横、高さと6面削り(今回は角がRになってますが)段取りをします。
段取りも最終形状によりクランプの仕方が変わりますので一概に言えませんが、今回は治具を作成し上図のようにしてみました。
(加工中画像)
この品物はY軸方向(段取り用のキャップボルトの中間点)に溝が切れ、さらに中心線の右側(X軸方向)に半Rのポケット加工などありますが、基本的に「エンドミル」という工具を使用して加工します。(画像はラフィングエンドミルを使用しています。)
エンドミルは側面及び底面を加工する時などに使用します。
エンドミルに限らずどの加工もそうですが「切削条件」といって、工具の「回転数」や「切削速度(送り量)」また「切込み深さ」など諸条件をいかに最適にするかが大事になってきます。
如何に「早く、仕上がり良く」製作するかが加工屋の腕の見せ所です!
(加工後画像)
この様な感じで上記の様な部品も作成しますが、「これは何の部品?」と聞かれても一概に答えに困るのがお解り頂けると幸いです。
お客様の都合もあるので製品名等は言えませんが、何かの機械装置のどこかに組み込まれる部品になります。(だからそれじゃわかんないよね?^^;)
色々伝わりにくいですが、弊社は鉄を削って様々な用途に使われる部品を製作しています!
上記以外にも多様な製品を製作しておりますので、何か鉄製品でお困りの際はお気軽にお問い合わせ下さい!
さぁ午後からも仕事頑張ろうっと!