一時の屈は

「家君欣然として曰く、一時の屈は万世の伸なり、いずくんぞ傷まん」

 

上記は吉田松陰の父である杉百合之助が投獄される息子(松陰)へ送った言葉として伝えられています。

自分の息子である松陰(寅次郎)が投獄される時であっても、にっこりと微笑んで「一時的に志を挫かれ屈する事は、将来、永遠に伸びるための元になるのだからどうして悲しむ事があろうか、ありはしない。」と松陰を励ましたそうです。

 

この話だけを聞くととても優しくて絶対に叱る事なんか無い父親という印象を受けますが、「世に棲む日々(司馬遼太郎)」などを読むと父親である杉百合之助はそれはとても厳しい厳格な父親だったそうで、松陰自身も「子供の頃の父はそれはそれは厳しかった・・・」と後述していたそうです。

 

 

教育する時は厳しくする。

その後は育てた自身の息子を信じる。

 

まさに父親としての鑑だと思います。

 

自分はついつい自分の息子(4才)には甘くなりがちですが・・・

(自身の)細かな失敗でへこむ事も多々ありますが・・・

 

上記の言葉を読むと元気が出て「よし!まだまだ頑張ろう!」・・・と色々都合よく(失敗などを)忘れる事が出来ます。(←忘れる事も大事ですよね?)

 

昔の偉人の言葉からは本当に学ぶ事がたくさんありますね!

 

よし!

父親としても、一人の人間としても、挫けてもまた立ちあがる精神で頑張っていこー!

 

 

 

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