今回はランチェスター戦略の「№1とは何か?」についてです。
ここで「ランチェスター戦略」とはなんですか?という方に簡単に一言でご説明しますと
「弱者が強者に勝つ為の原理原則」
という弱者の為の「必勝のルール」がランチェスター戦略になります。
(※強者には強者の戦略というのもあります)
では「弱者」とはどの様な定義なのでしょうか?
一般社会では、大きな会社を「強者」、小さな会社を「弱者」と呼びますが、このランチェスター戦略では少し違います。
ランチェスター戦略の定義
強者:競合局面において勝っている市場占拠率1位の企業
弱者:競合局面において負けている市場占拠率1位以外のすべての企業
これがランチェスター戦略の定義になります。
では「№1と1位との違い」とは何でしょうか?
今までは同じ意味として考えていましたが、このランチェスター戦略では違うそうです。
このランチェスター戦略では№1とは、2位を射程距離圏外に引き離しているダントツの1位の事です!
これはどういうことかと言いますと、№1とは局地戦(細分化された市場)では2位の3倍、広域戦(全国シェア)では2位と1.7倍以上の差をつけ逆転されない地位にいる1位という事です。
つまり勝ったり負けたりを繰り返している、もしくはかろうじてキープしている「1位」は「№1」ではないという事です。
このランチェスター戦略には「№1戦略」というものがあります。
これは「地域、製品、市場、サービスなど何かの分野で圧倒的に強い№1になる事」です。
顧客満足度を高め、弱者が強者と戦っていく為には、圧倒的な「他社との差別化」が必要です。
お客様に満足して貰える製品を提供する為に
お客様から必要とされる会社になる為に
自社の強みを伸ばし、お客様に最適な製品を提供出来る「№1」になれるように今後も努力あるのみです!
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