先日、仕事先に向かう途中ラジオ番組の中で「守・破・離」というお話をされていました。
なんか聞いた事ある様な・・・?と思ってよくよく思い出してみたら小学校の卒業アルバムに教頭先生が剣道の教えとして書かれていた言葉でした。
自分でもよくそんな事覚えていたなぁ・・・と思いましたが、小学校卒業当時の自分は空手(和道流)を始めたばかりで、とにかく「基本」「基礎」「基本」「基礎」・・・を繰返しよく練習していたので同じ武道の教えという事もあって頭の片隅に残っていたのだと思います。
そんな「守」「破」「離」とはどんな教えかというと以下の様な教えになるそうです。
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守:まずは師の教えを忠実に守りなさい。
破:師の教えを破れる程まで自分を高めなさい。
離:師から離れ自己を確立しなさい。
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この「守」「破」「離」という考え方は、空手などの武道に限らず、色々な事柄に通じると改めて思いました。
まずは「基本」を身につける。
その後で応用技を身につける。
その後にオリジナルな技として自分のモノにする。
まぁ自分の場合は・・・
オリジナル過ぎてよく怒られましたけど・・・
とりあえずそれはおいといて・・・
この「守」「破」「離」という教えですが、どこまでを「基本」として捉え、どこからを「応用」すればより優れた技になるのか?
また同じ離れるにしても、道の先へと言うか、プラスに向かう方に離れて行かなくては意味がないと思います。
よく「基本」を少しかじるとすぐ先へ先へ行きたがる(覚えたがる)人がいますが、よくよく長い目で見ているとそういう基本をおざなりにする大抵の人が、途中で相当に苦労している様に思います。
まずはその物事の「本質」が見えるまで、向かう先の「方向性」がきちんと見えるまでは基本に忠実になる事が肝要ですね!
ラジオのお陰で25年ほど前の「教え」が甦りました。
基本を身に付け、師を超え、自己を確立出来る程まで高められる様に今後も精進です☆